監督よりひとこと



 FC PAFは、東京都サッカー協会の女子一般に登録しているサッカークラブです。高校生から社会人まで幅広い年齢層で活動し、関東女子リーグに加盟しています。

 創立は1980年。関東における女子サッカーの草分けのひとつである実践女子大学サッカー同好会の卒業生が集まって設立しました。1981年には、その年に創設された東京都女子リーグに加盟し、同年度の第3回全日本女子選手権では準優勝を飾りました。1999年からは関東リーグに加盟して、常に上位争いに加わっています。

 創立当初は全員が実践女子大学の卒業生でしたが、次第に外からのメンバーが増え、現在では、実践女子大とも密接な関係を保ちつつ、「サッカーが大好きな女性」であれば経験や年齢を問わず、幅広く受け入れて活動しています。

 練習会場は、日野市の実践女子大グラウンド、調布市の関東村運動場のほか、中野区の中学校体育館、練馬区の小学校体育館、世田谷区の中学校グラウンド、大田区のグラウンドなど、広範囲にわたっています。原則として、毎週火(夜)・木(夜)・土曜日(午前または午後)の3日間を練習に当て、日曜日には試合をしています。試合会場は、関東リーグ参加のため、関東全域に広がっています。

 クラブにはスポンサーがついているわけではなく、メンバーの会費によってすべての活動が行われています。メンバーは全員何らかの役割をもち、クラブ運営の仕事を分担しています。メンバーとして活動していくには、サッカーが大好きであると同時に、自主性をもって練習や試合に参加することが必要です。

 クラブのモットーは、「楽しく、厳しく、元気よく」です。和気あいあいとした雰囲気のなかにも、全員が「もっとサッカーがうまくなりたい、もっとチームを強くしたい」という気持ちで取り組んでいます。